洛外放浪譚【洛西】③まつのを オンライン講座
京都最古の都の守り神「松尾大社」
10月27日(火)は「まつのお」を、おさんぽしました。
大宝元(701)文武天皇勅命 秦忌寸都理(はたのいみきとり)が勧請した松尾大社は平安京遷都後、西の守護神とされました。
元々は社殿の奥の「松尾山」に鎮座する磐座(いわくら)が神様でした。
秦氏が入植し、川に堰を作り、農耕し、コメが作れるようになればコメから酒を作るようになり、やがて松尾大社は酒造の神様としても崇められるようになりました。
安産のパワースポット「月読神社」
神社にある月延石(つきのべいし)は子授けと安産にご利益があります。
応神天皇をお腹に宿しながら朝鮮出征することになった神功皇后は、月読尊のお告げによって、この石でお腹を撫でて心を鎮め、念願通りに出産を遅らせ、無事に帰ってから安産したと伝えられています。
とんちが生まれる?「衣笠山 地蔵院」
周囲竹林で包まれ、通称「竹の寺」と言われております。
トンチで有名な一休禅師が母と共に6歳まで過ごした所です。細川家ともゆかり深く、元総理大臣の細川護熙作「瀟湘八景(しょうしょうはっけい)の図」があります。
草鞋を履いて願いを叶えに来てくれるお地蔵様!「妙徳山 華厳寺」
通称「鈴虫寺」といいます。「一願成就のお地蔵様」は草鞋を履いていらっしゃるので、お願い事とセットで住所まで伝えておくと、なんと!どんなに遠くても、家まで願いを叶えに来てくれるという・・・ありがたいことです。
隠れ絶景ポイント「葉室山 浄住寺」
紅葉が言葉にできないぐらい、美しい。まるで日本の美がここに凝縮されているようです。
また浄住寺は煎茶と深い関係にあります。方丈は伊達家寄進の遺館です。
11月13日(金)の現地講座では、普段非公開の浄住寺を貸切りで、ゆったりと秋の「まつのを」を堪能しますよ。
まつのおのお店紹介
■まつのを参加者の声
・10/27は出席できなくて、見逃し配信に助けられています。
2回見ました。
姉と一緒にまつのおを廻りたいと思っています。さんびの階段はきつそうなので。
松尾大社と浄住寺は必ず寄って、榊の枯れたの(脇勧請)と渡辺直美さん(女神像)を確認しに行ってきます。
・地図の右も左も分からないのに、連れて行かないとと思うだけで真剣になります。
今までは連れて行ってもらうだけなので、連れて行くタイヘンさがよく分かりました。
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