海外から見た日本庭園の魅力
京都生まれ、京都育ちの烏賀陽先生。「バリバリの京都弁でお話しさせていただきます~」とはんなりトークが始まりました。
先生はこれまで約30ケ国を旅されたそうで、「一度は行ってみたい京都絶景庭園」や「しかけに感動する京都名庭園」、「しかけにときめく京都名庭園」などの著書が大人気です。
皆さまも一度は本屋さんで目にしたことがあるのではないでしょうか?
まず日本の庭園は自然の風景を表したものであるのに対し、西洋では人間の力で自然を支配しようとしたものであること。
絵画において長谷川等伯や狩野元信の絵では木は幹や枝を中心に、あるいはパーツのみであったりするのは、観るものの想像力を刺激し、日本文化独特のものであるという説明を受けました。