新型コロナウイルスに関するお知らせ
お元気ですか?
澤野ともえです。京都文化浴大学を長きにわたり休講させて頂いていますことを心よりお詫び申し上げます。
京都文化浴大学の皆さまには、昨日、以下の内容をお手紙でも発送いたしました。お手元に届くまでしばらくお待ちください。
この春から入学をご検討して下さっていた皆さま方にも個別にご連絡いたします。
◆親愛なる皆さまへ
休講に踏み切ってから約1ヶ月半。
新型コロナウイルスは日々勢いを増して世界中に蔓延し、現在、多くの国が非常事態です。日本も東京のみならず感染者が増え、私たちが住む主要都市は今にも感染爆発が起きそうな状況です。
皆さまもこの先どうなるのか、多くの不安や疑問を抱えていらっしゃることと思います。
私自身は2月上旬に体調を崩し、それ以降は仕事が激減、今は人と接触することを自粛し、生活が一変しました。お陰様で随分と体を休めることができ、力が有り余っています。
ですから一日も早く皆さまとの学び舎を再開したい気持ちでいっぱいですが、人類の危機に直面する今、こういう時こそ人として、京都文化浴大学の代表として、人と社会の健康、安全第一の言動を心掛けようと思います。
本来なら新年度を迎える今、始業の言葉をお伝えしたいのですが、それは先々にとっておき、私自身の見解や今後の展望、今の気持ちを率直にお伝えします。
それによって皆さまと共に前を向いて、この長い闘いを乗り越えたいと思います。
◆授業再開について
私自身のコロナウイルスへの見解ですが、重々ご承知のことと思いますが、このウイルスが70代以上や持病のある方にリスクが高いことを何よりも懸念しています。
私の大切な、学生の皆さんや先生方のお顔を思い浮かべれば、年齢のみならず、ご持病をお持ちの方も少なくありません。
また、無自覚感染者からも感染してしまうという非常に不気味なウイルスです。当校にハイリスクの方が多いことを鑑みると、一般よりも開講基準を高めて参ります。
おそらく終息までには相当な時間を要すると思われます。今後の授業に関しましては、再開の10日前までに京都文化浴大学の皆さまには郵送にて連絡いたします。当校から何の連絡もなければ休講とご判断下さい。
今後の展望ですが、これまで護王神社等の密閉された空間に何十人もの人が集まり、共食して参りましたが、こういった密度の濃い環境は最も危険視されています。
従いまして、状況が落ち着いて参りましたら、まずは半日・午後だけ・ランチなし・屋外からと、変則的にでも再開できれば幸いと考えています。
その他、第2第4火曜日以外にも、京都文化浴さんぽ、フレイル対策ウォーキング講座等を開催できればと考えています。
またオンラインサービス等、皆さまのお役に立てる新たなスタイルを模索して参ります。
再開にどれだけ時間がかかろうとも、(私が生きている限りは!)京都文化浴大学を廃校にいたしませんので、どうか皆さま、再開を楽しみに、コロナに負けないよう無事で生きていてください。
◆授業料について
京都文化浴大学の休講分の授業料は、今後の授業やその他講座等に充当するものとして、引き続きお預かりさせて頂きたくお願い申し上げます。
今すぐご返金を望まれる方は大変お手数をおかけしますが、澤野までご連絡ください。
新たな授業料に関しましては再開後にカリキュラム数の見通しが定まり次第、あらためて確定し、案内いたします。
勝手を申しまして誠に恐縮ですが、何卒ご理解、ご協力のほど宜しくお願い申し上げます。
◆共に痛みを感じながら
最も辛いことは、これまで当たり前にお会いしていた皆さんにお会いできなくなったことです。
コロナウイルスによって、教えられました。私自身がどれほど皆さんに支えられてきたかということです。お一人おひとりのすてきな笑顔を思い出す日々です。
あらためて心から感謝申し上げます。
お会いできない間は、電話、メール、LINE、Zoom、手紙などで、生存確認、思いやりの言葉、未来への希望、アイデアなどを示し合い、ゆるい家族として共にゴールに向かって歩んで参れたら嬉しいです。
この気持ちをまずは先生方にお伝えしましたところ、ありがたいメッセージを頂戴しました。先生方のメッセージは京都文化浴大学のブログでも発信して参ります。
なかでも私は吉田先生の言葉に誘われ、「さびしさ」の境地をしみじみと感じています。
どうか皆さん、くれぐれもご自愛ください。
自愛の対義語は自暴自棄。暴飲暴食暴言にご注意くださいね。
苦境は真実への第一歩。困難は私たちを人として成長させてくれる機会でもあります。
生きてさえいれば、どんな困難も乗り越えられる力が人間には備わっています。きっと大丈夫。
私自身、今は誰ともお会いしていません。
多くの個人事業主や中小零細企業がそうであるように、私も例外ではなく経済的打撃を大いに受けていますが、今は何としてでもコロナを終息させたいので、しばらくはこの努力を惜しみません。
どうか皆さん、将来のために協力し合いましょう。
皆さんからのメッセージをお待ちしています。メール、LINE、手紙にて、私までお送り下さい。長い歴史を顧みると、人間は力をあわせることで幾度も苦難を乗り越えてきました。
共に痛みを感じるこが、より良い社会に繋がることを心から願っています。未来ある社会を共に創って参りましょう。