もうひとつの京都【八幡】隠れ名寺でゆっくり正法寺
11月21日(土)、三連休の初日。京都文化浴大学の現地講座「もうひとつの京都【八幡】隠れ名寺でゆっくり正法寺」が開催されました。
ボランティアパートナーのあやこです。この日は、普段非公開・徳川家ゆかりの隠れ名刹八幡正法寺へ。ゆっくりと秘宝と紅葉を愛でて、心を彩りました。
広いお寺での開催とはいえ、コロナの第3波が懸念される最中ですので、検温とアルコール消毒でコロナ感染症対策を済ませ、いざ・・・正法寺へ。
正法寺は、室町時代に後奈良天皇の勅願寺となり、その後、徳川家康の側室で、尾張徳川家藩祖・徳川義直(名古屋城初代城主)の母であるお亀の方(相応院)の菩提寺として、発展してきました。
現地では楽しいお話満載のともえさんのガイドに加えて、特別にご住職からの貴重なお話、現地ボランティアガイドさんからは、丁寧なご案内をいただきました。ありがとうございました。
とにかく見所いっぱいの正法寺!
ご本堂では、創建当時そのままの建築装飾がとにかく優雅でエレガント。
うっとりするような美しい装飾に美意識を高めて。写真を掲載できないのがとても残念・・・!
そして、本堂の屋根を支える二重の垂木の先には珍しい漆金箔押の逆輪があります。
こちらはともえさんのお父様が創られた(株)さわの道玄さんが修復されたそうです。
その数なんと7百数十本!圧巻です。
私が個人的に気に入ったのはなんと言っても襖の引手のデザイン。
美しいもの、かわいいもの、カッコいいもの。
小さな引手の中の世界観に心惹かれてしまいます。
庭園も心落ち着きました。
手水に生けてある花「花手水」が、庭園とのコントラストよく、映えていました。
写真掲載はできませんが、全長4m80cmもある阿弥陀如来坐像にも感動。
大きいものに包まれる感覚、心がふぅーっと穏やかになるのがわかります。
思い切り文化浴しましたね!
コロナ渦だからこそ余計に感じるこの貴重な体験、豊かな気持ちを忘れずに日々過ごしていきたいです。
コロナ渦での講座、まだまだスタッフとして至らないところがあったとは思いますが、また皆さまと元気にお会いできるのを楽しみにしています!
次回の講座は、オンライン11/24(火)「5かみがも 6いちじょうじ」です。
文化浴の森(京都文化浴大学)現地講座
■ 毎月1~2回 不定期開催
■ 一般:3,500円(税込)
■京都文化浴大学生:2,500円(税込)
【内容】
2020年10月~2021年3月の現地講座は、オンライン講座「京都おさんぽ108講座」関連させた内容で、京都のまちをキャンパスにみたて、10名程度で開講しています。
現地講座は京都文化浴大学生以外の方もご参加頂けます。
■ 2020年10月~2021年3月の講座はこちら
https://drive.google.com/file/d/16bDqPgxyBPN-ZsH5hmtm5wHN-S–r_qy/view?usp=sharing
■ 感染症対策に関するご案内
https://drive.google.com/file/d/1_KCSCxRlztqtvnhGYySY0m5DAnL8uPAg/view?usp=sharing
【お申込み】
講座の日時・テーマを「お問い合わせ内容」に記してお申し込みください。