洛外放浪譚6いちじょうじ

すっぴんの京都が楽しめる季節。隠れ紅葉スポット、華麗で趣深いお寺をご紹介。ひそかにファン多しのさんぽ道へ。
11月24日(火)後半は美的センスが磨かれる、女性っぽい「可愛い」が集まっているいちじょうじをお散歩しました。修学院駅から一乗寺えきまでをぐるりとおさんぽ、約4キロの道です。
まず駅から鷺森神社へ、素戔嗚尊を祀っておられます。

八雲立つ 出雲八重垣 妻籠みに 八重垣作る その八重垣を

この神社を抜けると曼殊院ですが、曼殊院の手前に天神社があります。

初代開山は「菅原家出身」の是算国師で北野天満宮の勅命別当職を兼務していました。









瑞巌山 圓光寺 瑞巌山 圓光寺 徳川家康が伏見城に開いた学校 慶長 6(1601)足利学校・第9代の庠主閑室元佶が招かれ、伏見城下に伏見学校円光寺として建立 本を出版したりしている。版木などが保存さてれいる。
円山応挙の竹の絵の屏風があります。 この絵をご覧になる時は風や雨を感じてご覧ください。
庭にある水琴窟は非常に美しい音色です また、本堂からの十牛之庭(池泉回遊式庭園)牛に見える 10 の石は「十牛図」を表現している。 「十牛図」とは悟りにいたる10の段階を10枚の図と詩で表したものです。 <参照Wikipedia> 山上に登ると徳川家康の御廟がある。(歯が植えられているそうです)
徳川家康の葉が植えられている御廟 一乗寺下り松 宮本武蔵が吉岡一門との最終決戦をした場所。 武蔵は吉岡一門と3度決闘しています。 1度目>吉岡清十郎(長男・重傷) 2度目>吉岡伝七郎(次男・討死) 3度目>吉岡源次郎+門下百人余り(清十郎の息子・討死) 詩仙堂 開基:石川丈山(徳川家康の家臣、隠居後90歳までを過ごした) 山号:六六山 詩仙堂丈山寺凹凸窠(おうとつか) 宗派:曹洞宗 本尊:馬郎婦観音 詩仙堂玄関上は当時としては珍しい3階建て「嘯月楼」見晴らしがいいので、偵察をしていたのではないかという説もある。理想の終の住処なのではと思います。
詩仙堂玄関上は当時としては珍しい3階建 「嘯月楼(しょうげつろう)※」「詩仙の間※」「読書の間」は丈山時代のものです。
建物や庭 10 の要素を凹凸窠十境と見立てたそうです。
むくり屋根は低姿勢や首を垂れるなどを表しています
雲母坂(不動坂) お土産にきらら漬けはいかがでしょうか?オススメです!
一乗寺中谷さんは元は丁稚羊羹のお店ですが現在は和菓子の素材を生かして洋菓子を販売されておられます。軽食も食べられます。 一乗寺に向かっていくとおしゃれなお店がたくさんありますよ! 洋菓子屋、雑貨屋、セレクトの本屋などおしゃれで楽しいエリアです。
今回のクイズは…… 一乗寺から 第1問 曼殊院の現在の建物を建てた(デザインした)方は誰でしょう? 答:良尚法親王(プロデューサー兼家主) 南蛮の海外の方との交流があったためセンスが高かったと思われます。 第2問 徳川家康が建てたお寺はなんというお寺でしょうか? 答:圓光寺 第3問 古清水と言われている池の名前を名付けた焼き物はなんでしょうか? 答:深泥池焼 第4問 社家の前を通るときの川の名前はなに? 答:明神川 でした!
↓↓↓ 【京都文化浴大学・オンライン講座】 毎月第2第4火曜日14:00~15:30開講 3,500円/月(税込) 【特典】 見逃し配信、ブンモリカフェ、いつまでも元気に歩く相談会、サークル活動、その他オンライン講座優遇等あり。1家族3,500円で見放題。 【内容】 京都の様々な道を知り、深い鑑賞力を備えた「文化浴おさんぽ達人」を目指して頂けるよう、「京都おさんぽ108講座」「文化浴を深める専門講座」の2分野の授業をお届けしています。 ■ 2020年10月~2021年3月の講座はこちら https://drive.google.com/file/d/16bDqPgxyBPN-ZsH5hmtm5wHN-S–r_qy/view?usp=sharing ■ 感染症対策に関するご案内 https://drive.google.com/file/d/1_KCSCxRlztqtvnhGYySY0m5DAnL8uPAg/view?usp=sharing 【お申込み】 講座の日時・テーマを「お問い合わせ内容」に記してお申し込みください。