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  • 洛外放浪譚【洛南】⑫とうふくじ

    2021年4月12日  授業のようす

    規模の威容は東大寺に、優れた教学は興福寺に
    奈良の二大寺にあやかり、一字ずつ取って「東福寺」。
    日本最大最古の禅宗建築が軒を連ねる6LDK の大伽藍は、壮大で優美なフォルムの競演!
    「通天橋」からの紅葉は京都屈指の名勝です。
    塔頭は絶景庭園の宝庫。
    心静かに安らぎたいときに、ぜひ。

    鎌倉以降は庶民仏教の時代
    暮らしに仏教が浸透しているというふうに伝えた
    東福寺は何が素晴らしい?
    日本最古日本最大、のものが軒を連ねている明治までは70の塔頭があったと言われています
    お寺は基本的に南から北へお参りするものなので鳥羽街道から北に上がっていくのが自然なルートです。なので今回は鳥羽街道からいきます。

    光明院

    光明院光明院

    虹の苔寺と呼ばれています。
    塔頭はほとんどが観光寺院ではないですが入り口に竹筒がありましてそこに300円入れていただきましたら拝観できます

    光明院虹の苔寺

    光明院虹の苔寺・昭和 14(1939)重森三玲により「波心庭」作庭

    この玄関も見てくださいこの辺りに紅葉の意匠などが美しい

    光明を照らすというポリシーのもと作られているお寺でもあります光明を照らすというポリシーのもと作られているお寺でもあります

    光明院・珍しいでしょうこの編み方こんな丸窓珍しいでしょうこの編み方こんな丸窓

    光明院どの角度からも美しく見えるように配置されています
    州浜型の白砂に苔の池。3 組の三尊石組を光明が放射するように配す。全国から集められたサツキやツツジは雲紋を表す。
    「雲ハ嶺上ニ生ズルコトナク、月ハ波心ニ落ツルコト有リ」

    光明院・建築的には8 M の欅の板を1枚板をそのまま廊下に使ってられたりするんです建築的には8 M の欅の板を1枚板をそのまま廊下に使ってられたりするんです

    光明院・火頭窓とかこれがやっぱり鎌倉期の建築の特徴なんですけれどもそれまで窓はまあ風通しとか機能的なものでしかなかったですよね。でこの窓を通して世界をみるのは額縁効果と言いますが。額に見立てて向こうの世界を見るという感覚これが禅宗様と言われてますけども鎌倉期以降に中国から取り入れた建築のデザインの最たるものでは火頭窓、丸窓などが最先端だったのです。火頭窓とかこれがやっぱり鎌倉期の建築の特徴なんですけれどもそれまで窓はまあ風通しとか機能的なものでしかなかったですよね。でこの窓を通して世界をみるのは額縁効果と言いますが。額に見立てて向こうの世界を見るという感覚これが禅宗様と言われてますけども鎌倉期以降に中国から取り入れた建築のデザインの最たるものでは火頭窓、丸窓などが最先端だったのです。

    光明院・感覚だけじゃなくて空間で仏教の教え中国から古く伝わる崑崙山思想でもありますね、中国から脈々とつながる道教や儒教もちょっと入るかなあ、陰陽道とかそんなものが集合して仏教に入ってそして禅宗としてもたらされてる部分があります 景色を見ながら悟りを開くとか景色を見ながら長寿を願ってあの世へ行こうと思うなどが禅宗の考え方です。感覚だけじゃなくて空間で仏教の教え中国から古く伝わる崑崙山思想でもありますね、中国から脈々とつながる道教や儒教もちょっと入るかなあ、陰陽道とかそんなものが集合して仏教に入ってそして禅宗としてもたらされてる部分があります
    景色を見ながら悟りを開くとか景色を見ながら長寿を願ってあの世へ行こうと思うなどが禅宗の考え方です。

    その空間で教えを感じるというそれが禅宗の特徴でもありますこれは昭和に建てられた今度実はこの後半は1391年ですから鎌倉末期に創建されているんですけども、神仏分離令で取り壊されてしまうのでそこで1911年大正年間から明治期、神仏分離令後の廃仏毀釈で荒廃→横幕滴泉がというご住職が20年以上托鉢を続けてそれで本堂再建されたのが昭和の頃ですねちょうどその頃に昭和 14(1939)重森三玲により「波心庭」を作られたました。

    そうだ京都へ行こうの日本のガーデニングですどなたかこの美しさについて論理的科学的に説明していただけませんかなんて言うのポスターそうだ京都へ行こうの日本のガーデニングですどなたかこの美しさについて論理的科学的に説明していただけませんかなんて言うのポスター

    東福寺
    禅寺には池が必ずあります禅寺には池が必ずあります
    禅宗のお寺には捉えた魚を放すところでこういった池で儀式をしたりもするんですが門の前に池がある、すぐ北側には御本堂があるのが一般的でそれを仏殿とか言います、その奥に法堂があるのですが、東福寺は法堂と仏殿がミックスされています
    後はそのお坊さんがお住まいされる庫裡と思います方丈と言います。

    通天橋のお庭が見事ですが境内を川が流れてる所っていうのが珍しいですよねその川を挟んで紅葉が植えてあります通天橋のお庭が見事ですが境内を川が流れてる所っていうのが珍しいですよねその川を挟んで紅葉が植えてあります
    桜があると修行の妨げになりますっていうことから室町時代ですねその桜を伐採されるんですねそれでも紅葉だけになるわけですけども、さくらがあったらみんなの観光地になっちゃうからっていうことなんです

    東司はおトイレ東司はおトイレ

    東司:唯一現存する室町期の禅寺トイレ・百雪隠 (重文)東司:唯一現存する室町期の禅寺トイレ・百雪隠
    (重文)

    方丈:明治 14 の火災後、明治 23(1890)に再建。方丈:明治 14 の火災後、明治 23(1890)に再建。南庭
    四方に庭がある
    北庭北庭

    東側の庭

    南庭

    方丈方丈外観

    浴室浴室
    三黙堂>禅堂、食堂、浴室のこと。または、禅堂、浴室、東司のことをいう。静かに黙していると何か発想が浮かぶ?

    芬陀院
    雪舟寺

    芬陀院芬陀院・二度の焼失で荒廃→昭和 14(1939)重森三玲が一石の補足もなく復元

    雪舟は幼い頃お寺で修行していましたが、その頃から絵が好きで寺の修行せず絵ばっかり描いていました。
    怒った住職は柱に縛りつけたそうです。しばらくして見に行くと床にネズミがいて追い払おうとしたが動かないのでよく見ると、床に落ちた涙で雪舟が描いたものだったらしい。それを見て住職は絵を描くことを許可したという逸話があります。


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    毎月第2第4火曜日14:00~15:30開講
    3,500円/月(税込)
    【特典】
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    京都の様々な道を知り、深い鑑賞力を備えた「文化浴おさんぽ達人」を目指して頂けるよう、「京都おさんぽ108講座」「文化浴を深める専門講座」の2分野の授業をお届けしています。
    ■ 2020年10月~2021年3月の講座はこちら
    https://drive.google.com/file/d/16bDqPgxyBPN-ZsH5hmtm5wHN-S–r_qy/view?usp=sharing

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    https://drive.google.com/file/d/1_KCSCxRlztqtvnhGYySY0m5DAnL8uPAg/view?usp=sharing

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